千葉県八街市にある馬事学院(バジガク)の取り組み

◆馬の学校 馬事学院(バジガク)の取り組みについて

(株)馬事学院(バジガクの取り組み)について

(株)馬事学院の施設は、馬との歴史が非常に古く「房総の牧」として日本遺産にも申請された”千葉県八街市″に位置します。近年、全国的に「馬」を取り巻く環境は、乗馬・競馬とも盛んで、乗馬人口、競馬人口とも右肩上がりに伸びています。

しかしながら、そうした急成長の裏側で「過剰生産におけるセリでの売れ残り馬たちの処遇」「競走馬を引退した馬たちの行方(引退馬の処遇問題)」「乗用馬として活用できなくなった養老馬たちの行く末」そして何よりも馬業界全体において未来の馬産業を担う「若手の人材不足」は、年々、先の見えない深刻さを増す一方となっています。

そこで、私たちは、このような馬業界の現状をしっかりと踏まえ、多くの若手人材を育てる学校の中で、こうした状況におかれている馬たちを救い、学校という枠組みの中で活用させて頂くことで、若手の人材教育と育成に励み、つまりは「馬たちから若手が学び」「学んだ若手たちが馬を救う」馬も人も、お互いがこれから生きていく”術”を双方が身に着けられるような、馬と人の学校、それが私たちの望む「馬事学院」の姿なのです。

◆行き場のない引退競走馬を集め、学生たちの貴重な練習馬として活用!

行き場のない引退競走馬を集め、学生たちの貴重な練習馬として活用!

競走馬として活躍することができなくなり、行き場を失った引退競走馬をできるだけ多く引き受け、人材育成に必要な貴重な存在「生きた教材」として活用させて頂くとともに、引退競走馬たちが「乗馬の世界で十分に活躍できる乗用馬・馬術競技馬としての再調教を行い」年間60頭以上もの馬たちを、乗馬クラブへ送り出しています。(馬事学院での引退馬引き受けについて)また、近年、競走馬の引退について注目される中、競走馬のオーナー所有のまま乗馬転用を行なえる馬事学院の独自の引退馬預託制度を構築しました。

◆現オーナーのまま引退馬預託制度について◆

学生たちが日々の学習を通じて、馬たちを大切に管理しています。 1頭1頭に担当する学生たちがいます。
愛情をもって接しています。
馬が好きな若手が集まった学校。
馬たちから教わることは多い…。

◆セリで他に買い手がない馬たちを購入し、学生たちと競馬デビューへ!

セリで他に買い手がない馬たちを購入し、学生たちと競馬デビューへ!

何らかの理由で、『馬主が見つからない生産馬(1歳馬)を、馬事学院を通じて競走馬のデビューに辿り着かせたい!』そんな思いからセリで、主取りとなって買い手の見つからない1歳馬を、馬事学院は積極的に購入させていただきます。(馬事学院での購入

また、2018年は、クラウドファンディングで皆様のご支援から購入資金を調達する事ができ6頭の購入に成功! 支援者の皆様と共に競走馬たちを応援していく取り組みを開始しました。「市場で評価されなかった馬が、学生たちの必要な存在となり、皆様に応援される馬になる!」

学生たちもレースの応援に出向きます。ラクルース号 馴致調教も本校で学生たちと一緒に行います。 レースで優勝した時は、特別な感動と嬉しさに包まれます。

◆乗用馬として活用できなくなった馬たちが、帰って来れる故郷がある!

乗用馬として活用できなくなった馬たちが、帰って来れる故郷がある!

引退競走馬から馬事学院を通じて、乗用馬となり他の乗馬クラブなどに出発した馬たちの健康手帳(一生涯、馬に添付される母子手帳のようなもの)には、「乗馬として使用できなくなったら、馬事学院に戻してください!」という呼びかけシールを添付しています。競走馬から引退し、乗用馬の再出発を支え、さらには、乗用馬として活躍できなくなったら、帰って来れる故郷がある! 今後、さらに昔から馬との歴史あるこの千葉県八街市に、馬たちの余生を過ごせる養老施設にも取り組んできたいと考えています。

馬たちを大切にする学生たちの気持ちは引き継がれるから… 馬たちが安心して過ごせる環境が大切です。 1頭1頭の馬たち、愛情をもって接している学生たち。